行事

  • 冬

    早春の特別寺宝展 授与品オンライン申込み

    2024年3月7日(木)〜3月31日(日)
    ※限定数での授与となりますので、ご理解のほど願います。
    ●見開き初午特別朱印「閻魔王朱印」…志納:1,000円
    ●多から舩見開き金紙墨書朱印…志納:1,000円
    ●見開き金泥墨書「初午稲荷大明神 朱印」…志納:1,000円
    オンライン申込みの受付は終了いたしました。お申し込みいただきました皆様に深く御礼申し上げます。
    オンラインでのお申し込みにつきまして

    平素は、当寺へ篤きご信仰を賜わり法幸至極に存じ上げます。
    さて、この年初めの2月23日から25日の3日間、「早春の特別寺宝展」を執り行わせていただき、無事に当行事も勤めさせていただくことができました。これひとえに、皆様の篤きご信心の賜物と心より厚く御礼を申し上げます。
    ただ、諸般のご事情、ご都合によりお越しになれなかった数多くの方々もおられたようで、インターネットを通じての授与を望まれるお声も数多く寄せられた次第であります。
    そこで、限定数とはなりますが、オンラインにて「閻魔王朱印」、「多から舩見開き金紙墨書朱印」ならび「初午稲荷大明神 朱印」を上記期間において特別にネット授与させていただくことといたしました。 尚、このたびネット上にて授与させていただくご朱印は以下の通りでありますので、ご希望のお方様はお申し込みをお待ちいたしております。ただし、限定数にての授与となりますので、期間途中での〆切もありうることはご承知おきのほど願います。皆々様のこの新年のご萬福をお祈り申し上げます。

    住職 敬白

    〜オンライン授与品〜
    ①見開き初午特別朱印「閻魔王朱印」(志納:1,000円)
    見開き初午特別朱印「閻魔王朱印」

    閻魔王
    今年の『初午』(はつうま)(「初午」とは旧正月明けの最初の午の日に行う祭りごとを言う)は、この二月十二日(月)となりますが、当寺におきましては本年もこの二月の「二の午」(にのうし)の時期ながら、小野篁卿(おののたかむらきょう)が篤く稲荷信仰をされていたことをもっての特別寺宝展を催すとともに「稲荷神」(いなりのかみ)にかかる二種の特別ご朱印をご参詣者各位に授与させていただいたところであります。
    その一つが「閻魔王」朱印であります。
    小野篁卿の稲荷信仰篤きことにつきましては、西暦842年に多賀城の陸奥国府に陸奥守(むつのかみ)として着任の際、奥州鎮護の神として京都伏見稲荷大社のご分霊を、この宮城の地に祀られた話は有名であります。
    この神社が、千年以上の歴史を誇る竹駒神社であり、五穀豊穣のみならず商売繁盛、厄除開運、万病平癒、学業成就、縁結びなどのご利益をもって、今なお広い信仰を集めておられます。
    また一方この稲荷神ですが、日本では狐を神使とすることなどより、荼枳尼天(だきにてん)とも同一視され、さらにはこの荼枳尼天が閻魔天の眷属(けんぞく)とする考え方もあります。
    そこで、当寺の境内ですが、「小野篁公冥途通いの井戸」の傍らに、古来より荼枳尼天を祀る小祠があり、さらにはご承知のとおり閻魔堂には小野篁卿作と伝わる閻魔大王も御座しておられますことより、旧正月にあたるこの初午の時期だからこそ、このご朱印を授与させていただき、より多くの皆さまが、家内安全・無病息災といった「稲荷神」のご利益をいただかれますこと心より願う次第であります。

    ②多から舩見開き金紙墨書朱印
    (志納:1,000円)
    多から舩見開き金紙墨書朱印


    新年の福を呼ぶ宝船(多から舩)
    宝船(たからぶね)とは七福神や八仙が乗る米俵や宝珠(ほうじゅ)、宝物を積み込んだ帆船(はんせん)、またはその様子を描いた図(絵)を言います。
    七福神とは福徳の神として信仰される七人の神々で、大黒天、恵比須(えびす)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋(ほてい)の七神をいい、「八仙」とは、中国の民間伝承による八人の仙人を言います。
    七福神の神々については室町中期には固定されましたが、それ以前には「吉祥天」や「稲荷明神」などの神々も入っていたとされます。
    いずれにしても、この宝船は、こうした神々などを乗せた船であることより、おめでたい船とされ、新年を表す季語ともされています。
    江戸時代頃には一月二日に見る夢を初夢といい、そしてその初夢を見る日には枕の下に七福神の宝船の絵を敷くと良い吉夢を見て、幸運が招来するという習俗も生まれたと思われます。
    さて、当寺とこの宝船(多から舩)の絵とのご縁は、当寺の第二十三世の仰山和尚が、山内の別の寺の住職を務めた折、「稲荷陀枳尼尊天」(いなりだきにそんてん)を祀る寺であったが、大正時代の初期頃、日本画壇を代表する一人とされる美人画家の上村松園より、節分の参拝信者用に頌布する木版画制作の元となる「宝船の絵」を描いていただかれたことに起因します。
    その絵は当寺に今も現存し、去年がその絵をご奉納いただいてちょうど百年目に当たることよりその宝船(多から舩)の絵の一般公開をいたしたところでありますが、これをもって毎年この2月はこの絵の一般公開とともに、そのめでたき御朱印を若手絵師の協力をもって頌布することとなりました。

    ③見開き金泥墨書「初午稲荷大明神 朱印」
    (志納:1,000円)
    稲荷大明

    和銅4年(711年)2月の最初の午(うま)の日(旧暦では年明け最初の午の日)は、全国の稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社の御鎮座の日とされます。
    その由縁は、古い記録によれば、大昔(大和時代の頃)全国的に気候不良で五穀の稔りの悪い年が続いたので、奈良朝の元明天王(げんめいてんのう)の勅命により、初午の日に京都稲荷山三カ峰の三所に三柱(みばしら)の大神を伊侶具秦公(いろぐはたのきみ)が祀ったところ、五穀がおおいに稔り、天下の百姓は福を得ることが出来たとあります。神階は、天慶(てんぎょう)5年(942)正一位に上(のぼ)り、幟(のぼり)に描かれる「正一位稲荷大明神」の文字はこれに由来するとされます。
    中世から近世にかけては、武家や商家の屋敷神として勧請され、五穀豊穣のみならず、商工業繁栄、家内安全のほか災いを除き福を呼びこむ神徳として知られるようになり、やがては庶民の間に広がり、全国に数多いご分霊社も勧請されることとなりました。
    この稲荷神を篤く信仰されたのが、当寺とゆかりの深い小野篁公(おののたかむらこう)で、仁明天皇(にんみょうてんのう)の承和9年(842)には、陸奥守(むつのかみ)として御着任の際、山城国の稲荷山に詣でられ、そのご分霊をもって東北開拓、国家鎮護の大神として着任地に祀られたとあり、その稲荷社が、東北の宮城県岩沼市にある、日本三大稲荷にも数えられる「竹駒神社」であります。その後、古くは平泉藤原三代、降っては仙台藩主伊達家歴代の尊崇篤き神としての信仰があったと伝わります。
    また、稲荷神は神仏習合思想では、江戸時代までは仏教における聖観音や十一面観音を本地仏(神道の神々は、実は様々な仏の化身という考え)とし、特に江戸以降は陀枳尼天(だきにてん)とも同一視されるようになりました。
    真言密教では、陀枳尼天は奪精鬼として閻魔王の眷属となっています。
    閻魔天のご利益は、申すまでもなく亡者の救済と延命であります。
    当寺にも稲荷大明神を祀る、竹林大明神の小祠が、古くより「小野篁公 冥途通いの井戸」の傍らに祀られています。そこで、本年も二(に)の午(うま)の日(2/24)とはなりますが、前後の三日間の良き日に「初午稲荷神御朱印」をご参詣者にご授与させていただき、この新年にそのご利益(りやく)にあやかっていただければとの思いにてこの御朱印の頒布となりました。

    授与品のオンライン申し込みにつきまして
    インターネットによるお申し込みの方には、後日レターパック、または佐川急便さまによりご送付させていただきますので、 ご志納料につきましては、同梱されております郵便振込用紙にてお納めの程、何卒宜しくお願い申しげます。
    下記の「お申し込みはこちら」ボタンを押して、フォームに必要事項を明記の上、送信してください。
    ご注文後、自動返信メールをお送りいたしますので「rokudoumairi@gmail.com」 からの受信が出来るように設定をお願い致します。届かない場合は、迷惑メールフォルダなどに入っている場合がございますので、ご確認ください。
    もし万が一、自動返信メールが届かない場合は rokudoumairi@gmail.com までお問い合わせください。
    志納料は同封の郵便振替用紙にてお納めください。お納めいただく金額は、授与品志納料と送料の合計金額となります。(振替手数料は各自お方様でご負担くださいますようお願い致します。)
    このたびご授与の特別祈願朱印のご志納料
    ①見開き初午特別朱印「閻魔王朱印」…志納:1,000円
    ②多から舩見開き金紙墨書朱印…志納:1,000円
    ③見開き金泥墨書「初午稲荷大明神 朱印」…志納:1,000円
    当ご朱印の郵送に要した費用
    レターパック代…370円
    当ご朱印の志納料ご送金に要する振り込みお手数料
    恐れながら、各個人様にてご負担願います。
    お一人様各2セットまでの授与と致します。
    インターネットによるお申し込みは3月31日午後4時までとさせていただきます。
    万が一キャンセルされる場合は、お申し込みから2日以内にお電話かメールにてキャンセルの旨をお知らせください。
    お問い合わせは rokudoumairi@gmail.com までお願い致します。やむなくお電話でお問い合わせの場合は午後4時までにお願い致します。

    お申し込み受付は終了いたしました

個人情報の保護につきまして

個人情報の管理
当寺は、お客さまの個人情報を正確かつ最新の状態に保ち、個人情報への不正アクセス・紛失・破損・改ざん・漏洩などを防止するため、セキュリティシステムの維持・管理体制の整備・社員教育の徹底等の必要な措置を講じ、安全対策を実施し個人情報の厳重な管理を行ないます。
個人情報の利用目的
お客さまからお預かりした個人情報は、当寺からのご連絡や業務のご案内やご質問に対する回答として、電子メールや資料のご送付に利用いたします。
個人情報の第三者への開示・提供の禁止
当寺は、お客さまよりお預かりした個人情報を適切に管理し、次のいずれかに該当する場合を除き、個人情報を第三者に開示いたしません。
お客さまの同意がある場合
お客さまが希望されるサービスを行なうために当寺が業務を委託する業者に対して開示する場合
法令に基づき開示することが必要である場合
個人情報の安全対策
当寺は、個人情報の正確性及び安全性確保のために、セキュリティに万全の対策を講じています。
ご本人の照会
お客さまがご本人の個人情報の照会・修正・削除などをご希望される場合には、ご本人であることを確認の上、対応させていただきます。
法令、規範の遵守と見直し
当寺は、保有する個人情報に関して適用される日本の法令、その他規範を遵守するとともに、本ポリシーの内容を適宜見直し、その改善に努めます。
お問い合せ
当寺の個人情報の取扱に関するお問い合せは下記までご連絡ください。
六道珍皇寺
京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
e-mail:rokudoumairi@gmail.com
  • 拝観案内 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 TEL・FAX 075-561-4129
  • ページトップ