行事

  • 春

    六道珍皇寺 夏季ゑんま詣特別寺宝展

    2022年 7月16日(土)〜18日(月・祝)
    午前9時〜午後4時(午後3時30分受付終了)
    拝観料
    一般(高校生以上):600円
    中学生:500円
    小学生:400円
    ○ゑんま詣冥護(みょうご)御朱印(2枚1組:2,000円)
    [ゑんま詣記念 (閻魔殿)見開き金仕立墨書朱印]
    [ゑんま詣記念 百人一首かるた風(参議篁)見開き金仕立墨書朱印]
    ○厄除け・悪疫退散閻魔御札兼朱印(600円)
    ○見開き墨書朱印「薬師尊」「地蔵尊」「ゑんま王」(各500円)
    ○夏越し厄除け腕輪守り(1,500円)
    ○(16日限定)だるま商店直書「お盆閻魔姿絵朱印」(1,500円)
    ○(17日限定)お盆ゑんま厄除け朱印「牛頭天王」(1,500円)
    ※但し、現定数での授与となりますので、その点ご承知のほど願います。
    ※ご拝観者のみの授与となりますので、予めご了解の程願います。
    コロナ感染予防策を施した上で行事を執行いたしますので、ご参詣の皆様におかれましては、必ずマスク着用と共に感染症への気配りだけは充分にしていただき、ご参詣していただきますことを願っております。
    ◆ 概要

     七月十六日は「閻魔さまの大斎日」
     皆さまご承知のことと存じますが、毎月16日は「閻魔さまの斎日」(ご縁日)にて、古来よりこの斎日の頃には、仏教徒は身体、言葉、心(身・口・意)の三業(さんごう・三つの行い)を慎むとともに、この半年間の己のおかしたツミ・トガを懺悔(さんげ・反省)し、清らかな心でもって善事を行う日とされています。
     また、陰暦の7月16日頃は、盂蘭盆(うらぼん)とも重なることより、閻魔さまの縁日の中でも、もっとも大きな縁日「大斎日」(だいさいにち)と呼ばれ、この時期に『閻魔詣』をすれば、無病息災、延命長寿が得られるとされています。
     一昨年より悪疫が世界規模で猛威をふるい、最近になり、ようやく収束の兆しを感じるものの、まだまだマスク着用は休止できず、やはり今もって脅威を感じながらの生活をなされていることと存じます。一日も早く「ノーマスク」の生活ができることを望むとともに、完全なる終息を神仏に祈るのみであります。
     さて、当寺では本年も昨年にひき続き、この閻魔さまの大斎日の日に、夏越しの厄除け法要を厳修いたすとともに、「茅の輪くぐり」にて、ご参詣の皆様の邪気・悪疫払いを執り行わさせていただきたく存じます。
    本年の「茅の輪くぐり」も、コロナ新型感染症の一日も早い終息を願うとともに皆々さまが、この猛暑の夏をご健勝にて無事に越えられますよう、当寺とゆかりの深い、小野篁公の人知を越えたお力をも拝借した形のもので、しつらえをさせていただくこととなりました。
     それは、ご承知のとおり、小野篁公は平安前期の文人官僚でありますが、持ち前の神通力により夜毎当寺の井戸より冥府へ通い、閻魔大王の裁きの補佐もなされていた公卿でもあります。
    その篁公が西暦842年の平安前期に陸奥守(むつのかみ)として着任された際、東北開拓・産業開発の大神として御創建されたのが「竹駒神社」(日本三稲荷の一社)でありますが、従前よりの当神社宮司様との良きご法縁でもって、本年も当神社の御神田(穂徳田〈すいとくでん〉)で収穫された霊験あらたかな稲藁を頂戴できる運びとなりました。
     そこで、本年も「茅の輪くぐり」は、茅(かや)とともに、この稲藁も使用させていただき、この年のちょうど前半期となるこの「ゑんま詣」の時期に、篁公ゆかりの稲荷大社の御神田稲藁でしつらえた茅の輪を皆さまにおくぐりいただき、この半年の間に知らず知らずのうちに犯した個々のツミ・トガを懺悔いただくとともに、残す半期の息災と悪疫の一日も早い終息を祈っていただければと存じます。全世界人類に「安心立命」(あんじんりゅうみょう)の日々がやってくることを心より願うものでもあります。
     また、昨年同様に「茅の輪くぐり」のもととなる神話では祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神ともされる牛頭天王[素戔嗚尊(すさのおのみこと)と同一視されるインドの疫病神で後に厄除けの神となる]を描いた寺宝、『祇園八坂神社垂迹曼荼羅図』(江戸時代前期)も特別展観させていただき、悪疫の速やかなる退散を願ってもいただきます。

     さらには、本年の「ゑんま詣」特別拝観におきましては、例年どおりの閻魔さまや冥官伝説をもつ小野篁卿のオリジナル朱印である、ゑんま詣記念 (閻魔殿)見開き金仕立墨書朱印、ゑんま詣記念 百人一首かるた風(参議篁)見開き金仕立墨書朱印、16日におきましては、だるま商店直書「お盆閻魔姿絵朱印」を特別授与させていただくとともに、翌17日には、お盆ゑんま厄除け朱印「牛頭天王」も彩色にて特別授与させていただきます。その他では、厄除け・悪疫退散の閻魔御札兼朱印の方も昨年に続きまして特別授与いたすほか、例年どおりの「厄除け茅の輪腕輪」の授与などもございます。

     信者各位の一層の閻魔信仰でもって、今年後半の半年間が無事安穏の日々となりますことを心より願う次第であります。

    合掌

    厄除けの茅の輪くぐり厄除けの茅の輪くぐり (本年も竹駒神社の霊験あらたかなるご神田の稲藁を使用)

    竹駒神社の御神田稲藁のご神前祈祷の様子竹駒神社の御神田稲藁のご神前祈祷の様子

    夏越し厄除け腕輪守り夏越し厄除け腕輪守り

    ◆ 特別拝観内容

    寺宝展では、重要文化財であります「薬師如来像」、江戸時代(元禄二年)法橋院達作の小野篁像や、篁作の「閻魔大王像」、桃山時代に描かれました「参詣曼荼羅図」(京都府指定文化財)、「祇園八坂神社垂迹曼荼羅図」(江戸時代前期)のほか、本年も岩手県の常安寺(曹洞宗の寺院)さま所蔵の寺宝、佐々木藍田(ささきらんでん)筆の大地獄絵図(江戸時代後期)を複製し公開いたします。冥界を閻魔大王の招きで、高僧の満慶上人を案内する小野篁公のお姿が描かれているなど大変興味深い地獄絵にて初の公開となります。さらに本年は中島潔氏「地獄心音図(じごくこころねず)」(5点)も昨年と同様に公開させていただきます。また、小野篁公の「冥途通いの井戸」等も特別公開となります。

    岩手県の常安寺さま所蔵の大地獄絵図(複製)

    中島潔氏「地獄心音図(じごくこころねず)」

    ◆ 十王信仰における閻魔さま

    人間の死後は永遠の謎であり、物理的には説明できない精神世界といえますが、仏教ではこの世界を独特の死生観と輪廻思想でもって分かりやすく説いています。
    それは、悟りを開かない限り永遠に現世の業(ごう)(善悪の行い)によって、天道、人道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の六つの世界を廻り続けるといわれています。
    唐代中国ではじまったとされる十王信仰は、日本には平安時代末期に伝わり、『地蔵菩薩発心因縁十王経(じぞうぼさつほっしんいんねんじゅうおうきょう)』(地蔵十王経)が作られました。
    その十王経によると、臨終から前述の六つの世界(六道界)に生まれ変わるまでに、中間の世界が存在すると説きます。臨終から49日間のことを「中陰(ちゅういん)」といいますが、この間に死者は、7日間ごとに十王のうちの七人の裁判官(秦広王(しんこうおう)・初江王(しょこうおう)・宋帝王(そうたいおう)・五官王(ごかんおう)・閻魔王(えんまおう)・変成王(へんじょうおう)・太山王(たいざんおう))の裁きを受け、そして49日目の「満中陰(まんちゅういん)」には、それぞれの罪の重さによって、次に転生(てんしょう)(生まれ変わる)する世界(来世(らいせ))が決まるとされています。
    ただ49日目以降の継続審査(再審)も認められており、100日目(100箇日…平等王(びょうどうおう))、1年目(一周忌…都市王(としおう))、3年目(三回忌…五道転輪王(ごどうてんりんおう))と、遺族が死者にかわって功徳を積む追善供養を行えば、「裁判で少しでも罪の許しを請うことができる」ともいわれています。
    また鎌倉時代になると、臨終を迎えた者の来世を決めるために7日ごとの審理を行う十王は、実は仏さまの化身でそれぞれの本来の姿(本地仏(ほんじぶつ))を持つという考え方も定着しました。人の罪を暴きたてる恐怖の裁判官という十王たちの裏には、慈悲深い仏の顔があるということです。
    初七日(しょなのか)を司る秦広王は、不動明王が本地仏であり、五七日(いつなのか)(死後35日目)が閻魔大王で地蔵菩薩、そして六道輪廻という観点より輪廻転生を司る七七日(なななのか)(死後49日目)「満中陰」の太山王は薬師如来というわけです。
    ですから、あの怖い表情の閻魔大王も実は、内心は慈悲の心に溢れた地蔵菩薩さまの化身なのです。

    ◆ 記念朱印の授与
    ゑんま詣冥護御朱印(2枚1組:2,000円)
    • ゑんま詣記念 百人一首かるた風(参議篁)見開き金仕立墨書朱印

      ゑんま詣記念 百人一首かるた風(参議篁)見開き金紙仕立墨書朱印

    • ゑんま詣記念 閻魔大王見開き金仕立墨書朱印

      ゑんま詣記念 閻魔大王見開き金紙仕立墨書朱印

    厄除け・悪疫退散閻魔御札兼朱印(600円)
    • 厄除け・悪疫退散閻魔御札兼朱印
    見開き墨書朱印(各500円)
    • 薬師尊

      薬師尊

    • 地蔵尊

      地蔵尊

    • ゑんま王

      ゑんま王

    ◆ 朱印帳墨書の授与

    7月16日(土)は、京都絵描きユニット「だるま商店」による直書きお盆閻魔姿絵朱印を授与させていただき、翌7月17日(日)には、お盆ゑんま詣限定で直書の厄除け朱印「牛頭天王」彩色朱印を各自お持ちの御朱印帳に授与させていただきますので、ご希望のお方様は御朱印帳を必ずご持参ください。

    直書朱印(7月16・17日の2日間限定)(各1,500円)
    • お盆閻魔姿絵朱印

      お盆閻魔姿絵朱印(7月16日のみ)

    • 厄除け朱印「牛頭天王」彩色朱印

      厄除け朱印「牛頭天王」彩色朱印(7月17日のみ)

    ◆ 御朱印帳の授与
    朱印帳

    期間中は「六道珍皇寺オリジナル朱印帳」を授与いたします。
    当寺を代表するものとして、熊野観心十界図を背景として、小野篁卿を表紙にしたものと、閻魔大王を表紙に誂えたものの2種類がございます。

  • 拝観案内 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 TEL・FAX 075-561-4129
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