行事

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    早春の特別寺宝展

    2019年2月9日(土)〜11日(月・祝)、
    3月21日(木・祝)〜24日(日)
    午前9時〜午後4時まで
    ● 大人(高校生以上) 600円
    ● 中学生 400円
    ● 小学生 300円

    先般、当寺の早春の特別寺宝展を開催し、大勢のお方様にお出でいただき、無事円成する事ができました。ご来寺いただきましたお方様、誠にありがとうございました。
    なお、その際に授与させていただきました、「珍皇寺参詣曼荼羅地金紙墨書御朱印」ですが、限定枚数での授与につき、一部のお方様にご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
    ご承知の通り、3月21日から4日間、特別寺宝展を開催するに当たりまして「珍皇寺参詣曼荼羅地金紙墨書御朱印」、その他の御朱印につきましても限定数での授与をいたします。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
    住職敬白

    ◆ 特別拝観内容

    早春の特別寺宝展では、美人画の巨匠 上村松園画伯の奉納秘蔵絵画「多から舩」や、桃山時代に描かれました「参詣曼荼羅図」(京都府指定文化財)、江戸時代初期の「熊野観心十界図」、を公開。江戸時代(元禄二年)法橋院達作の小野篁・冥官・獄卒像や、重要文化財であります「薬師如来像」、篁作の「閻魔大王像」、室町時代の院派の彫像 地蔵菩薩坐像や近年10世紀頃の作と判明した「毘沙門天像」、小野篁卿の「冥途通いの井戸」と「黄泉がえりの井戸」を公開いたします。

    ◆ 御朱印の授与

    「早春の特別寺宝展」をご拝観いただいた方には、
    期間限定にて六道珍皇寺に御座す仏さまの霊験を表す
    「珍皇寺参詣曼荼羅地金紙墨書御朱印」

    の他、「紺紙金泥御朱印」の授与も致します。
    ※御朱印は「早春の特別寺宝展」の拝観者のみへの授与となります。

    垂迹篁(すいじゃくたかむら)
    垂迹とは、仏、菩薩が迷い苦しむ衆生を救うためにこの世に姿を変えて、現れることをいいます。
    当寺とのゆかりの深い小野篁卿は「昼は朝廷に夜は閻魔庁に仕えた」という冥官伝説を数多くもつ平安時代前期を生きた文人官僚です。
    それは小野氏系図(『続群書類従』)に「閻魔大王冥土官云云。破軍星垂迹也」とあるように、篁は冥府の官であり、しかも延暦21年(802年)壬(みずのえ)丑(うし)生まれの本命星が破軍(はぐん)星(せい)(北斗七星の第七星)にあたることより冥土と現世を往還できるような神通力の持ち主ともされています。また、『帝王編年記』には非常に聡明であったことから文殊菩薩の化身説まであります。
    一方、篁の薨伝(こうでん)には「家は清貧ながらも母には孝をつくし、俸給はすべて親友にほどこす」ともあることより、人情はあつい人柄であり、また『今昔物語集』巻二十一には恩義ある人を閻魔王にとりなし冥土からよみがえらせたり、冥界へ自由に往来していたことより、地蔵信仰も普及させるなど人々に光明を与えつづけた篁は、まさに現世における地蔵菩薩であったのかもしれません。

    六道能化(のうげ)
    お釈迦さまが、この世を去られるにあたり、迷い苦しみつつある衆生を救うようたのまれたのが地蔵菩薩さまです。
    そのお地蔵さまは、死後の六道輪廻のすべての世界におられ、さまざまな姿に変身されて、衆生を救い、教化されます。そのありがたいお地蔵さまの霊験(れいげん)を「六道能化」といいますが、死後でなく生きているこの世でも、迷い苦しむ衆生なら誰でも哀愍(あいみん)(悲しみやあわれみ)の手を差しのべてくださり、やはり衆生を救うにふさわしい姿に身を変えられ、おたすけいただけるのです。
    私達の身近にいる人がお地蔵さまの化身であるかもしれませんね。

    瑠璃光(るりこう)
    薬師如来さまは、正式名称を薬師(やす)瑠璃光(るりこう)如来(にょらい)と称されます。
    仏教の世界説で、その中心にそびえ立つ須彌山(しゅみせん)という高山からはるかに、離れた東方に浄瑠璃(じょうるり)という仏国土があり、その教主におられる仏さまが薬師瑠璃光如来さまで、別名を「医王」とか、また「瑠璃光王」とも呼ばれます。
    お薬師さまは慈悲の心の瑠璃の光でもって私達の諸病や諸苦を除いてくださいます。また、現世でのご利益も与えてくださるとともに一切衆生が極楽往生するためのおたすけまでも願えるなど誠にありがたい仏さまなのです。

    ◆ 朱印帳墨書の授与

    本尊「薬師如来」「医王殿」の墨書を、御朱印帳に授与させていただきます。

    六道珍皇寺の御本尊である薬師如来(重文)は、正式には「薬師瑠璃光如来」と言い、東方極楽浄土に座している如来と伝えられています。右手は施無畏印を組み、左手には如来の中でも唯一、薬壷(やっこ)という法具を持っています。
    病気を平癒し、身心の健康を守ってくださる現世利益の仏様である事から「大医王仏」という名前でも有名です。この大医王仏をお祀りするお堂を古くから「医王殿」と申します。
    本尊墨書「薬師如来」「医王殿」の御朱印
    ◆ 御朱印帳の授与
    朱印帳


    期間中は「六道珍皇寺オリジナル朱印帳」を授与いたします。
    当寺を代表するものとして、熊野観心十界図を背景として、小野篁卿を表紙にしたものと、閻魔大王を表紙に誂えたものの2種類がございます。


  • 拝観案内 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 TEL・FAX 075-561-4129
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