代参供養

魂まつりここが願ひのみやこなり 服部嵐雪
  • 代参供養について

    お申し込み受付:2023年 7月10日(月)〜31日(月)
    代参とは

    施主さまに代わり、例年のお盆行事「精霊迎え“六道まいり”」の期間中(8月7日~10日の4日間)本尊前にて寺僧がまず経を唱え「お迎え鐘」前に高野槙と浄書申し上げた水塔婆を供え置き、鐘を鳴らし、お精霊(しょらい)さんをこの世にお迎えし、水塔婆を線香で浄め、さらに地蔵堂前の賽の河原と称する場所で水塔婆に浄水を手向け供養をいたし、お精霊さんが無事に懐かしいわが家にお帰りになられますようお祈りをさせていただくことをいいます。
    • ※六道会加盟の花商組合より当寺が受注のみ行い、発送は「六道会加盟店」がおこないます。

    『オンライン導入による精霊迎え代参の流れ』につき、例年の「六道まいり」の参詣順路にしたがい、以下ご説明申し上げます。

    「オンライン」・「郵便」による御供養お申込み後の『代参供養』について
    ①お申込書にもとづき、お戒名等を水塔婆に浄書させていただき、8月7日~10日までの「六道まいり」の期間中、お申し込みをお受けした順に本堂において諸霊の戒名等を読み上げ、懇ろにお盆回向(えこう)をさせていただきます。
    ②施主さまの代わりに「お迎え鐘」を撞き、各家のお精霊さんをこの世にお迎えさせていただきます。その際、ご供養申込みの各位へ授与させていただくこととなる高野槇も鐘楼前に供へ置くことより、水塔婆とともに高野槇にもご先祖さまはじめ新仏さまのみ魂が憑依(ひょうい)(宿られる)されることとなります。
    ※ご先祖さま等が憑依されたその高野槇はお盆の始まる8月13日までに、「六道会」加盟店の花屋さんが宅配業者さんを通じ皆様方のご自宅までお届けさせていただくこととなります。
    ③ご先祖さまが憑依された水塔婆は次に線香場の浄香で清め、地蔵堂前の水回向用の水桶に納めて、浄水(じょうすい)を手向(たむ)け、暫し冥界よりの長旅の労いをいただいた後、群霊塔へお移りいただき、お盆期間中は日々懇ろにご供養させていただくこととなります。
    ④8月17日には群霊塔前の本堂正面に施餓鬼棚を設けての大施餓鬼法要を厳修いたし、冥界へと再び旅立たれた三界万霊に最後の飲食(おんじき)をお供えして餓鬼道のような苦しみの世界でない、安楽の世界にお帰りになられるように追善のお祈りを捧げさせていただきます。またご参詣の皆さまも、来るべき次のお盆までなるべく限りなき欲望を捨てて施しの真心を培う功徳を一層積まれ、自身も餓鬼道のような苦しみの世界に堕ち入らぬよう心掛ける誓いをたてていただきますれば、まさにお施餓鬼法会の元来の趣旨に添うものになるといえましょう。
    ⑤大施餓鬼法要の厳修後は境内の「六道の辻」供養塔の前にて、お盆にお迎えし、ご供養させていただきました水塔婆すべてを焚焼させていただき、無事に浄土へ向かわれますようご回向いたすことをもって、お盆行事はすべて終わりをつげることとなります。
    ◆高野槙の購入方法はこちら

    例年参道でお求めになられる高野槙でありますが、本年は通常通り行事期間中の出店はされます。
    ただし、本年もオンラインと郵便による申し込みを受けつけは併用して行い、各ご自宅までお届けもさせていただくことといたしましたので、ご参詣がどうしてもご無理なお方様はどうぞこの方法をご利用ください。
    ※以下は、本年「六道まいり」にどうしてもご参詣がかなわないお方様のために、その流れをご説明申し上げます。

    寺僧が、お盆月の8月4日にお迎え鐘前で高野槙を供へ置き、読経しながらお迎え鐘を鳴らし、お盆のはじまりを三界萬霊の諸霊に告げるとともに、精霊(ご先祖さま)が憑依(ひょうい)(のりうつる)される高野槙のお浄めの法要を行ってからお盆のはじまる8月13日までにご自宅までお届けすることとなります。

    今年の高野槙・水塔婆供養の模様(2023年8月4日撮影)[12.5MB]

    令和5年8月4日に高野槙、水塔婆の供養を致しました。映像内の供養を何度か繰り返し、全ての高野槙と水塔婆を供養致しております。これより高野槙を皆様の元へお届けする準備を順次致します。

    高野槙のお申し込みは終了いたしました

    ◆お迎えなされる精霊(ご先祖さま)の水塔婆供養のお申し込み方法はこちら

    お迎えなされる精霊の戒名(法名)・俗名(若しくは、〇〇家先祖代々之霊)をお申し込みにしたがい当寺の水塔婆に寺僧らにより浄書させていただくわけですが、これもオンラインか郵便によりお申し込みをいただくことが今年もできます。

    8月7日に御供養致しますお精霊さま 8月9日に御供養致しますお精霊さま

    水塔婆供養の模様(2023年8月7日撮影)[14.2MB]

    水塔婆供養のお申し込みは終了いたしました

    • ※供養は本尊前にて御供養申し上げ、当ホームページにご供養の様子ならびに供養諸霊位を8日から10日まで掲載させていただきますので、ご覧ください。(誠に恐縮ながらこの掲載ページをもって供養料領収の証とさせていただきますので、ご理解のほどお願い申し上げます。)
    ◆初盆(新仏さま)をお迎えのお家のお盆特別供養(永代供養)ならびに一周忌・三回忌の特別追善供養のお申し込み方法はこちら

    本年に初盆をお迎えのお方さまは、前記の水塔婆供養とは別に、特別供養(永代供養)のお申し込みをお受けいたしており、お申し込みいただきますと、この盆月の8月17日の大施餓鬼法要において、特別にご回向申し上げると共に、翌年のお盆までには、永代供養霊として、軸物に新仏さまの法名(戒名)を毛筆にて浄書させていただき、年忌法要毎に「六道まいり」の期間中本堂前に軸装されたその掛軸を吊るし新仏さまが速やかに良き果報を得られ成仏なされますようご供養させていただくこととなります。また、初盆の特別供養ならびに、一周忌・三回忌の特別追善供養の必要性につきましては、以下の通りであります。

    当寺に初盆(新仏さま)をお迎えの方々ならびに一周忌・三回忌の年忌をお迎えの方々が当寺お精霊迎え〝六道まいり〟には必ず詣でられる習わしについて

    1. ①京都では、古来より特に初盆をお迎えのお家の新仏さまは、初めてのみ魂の生家へのお帰りとなることより、道に迷われないよう、必ず冥界との境とされる「六道の辻」にあたる当寺にお迎えに詣でられる習わしがあります。
    2. ②さらには、今年が一周忌(小祥忌)若しくは、三回忌(大祥忌)の年にあたるお家の方々にとりましては、亡き人のみ魂が成仏されるまでの大切な節目で、変化の周期にもあたりますことより、その年のお盆は、追善菩提のため特に心を用いて当寺にお迎えに詣でられる習わしとなっています。
      ※仏教では「十仏事」(十回の法事)の追善供養の必要性を説きます。
       つまり、死後のみ魂が仏さまの境地に入られ、また遺族も無量の功徳に預かれるというのが十回の法事であり、なかでもとりわけ遺族が新仏さまの極楽往生を願う大事な節目の年とされる一周忌と、十王により次の生への最終裁断がなされる三回忌は大切な仏事だともいわれています。そして、人の死後遺族が7日7日ごとに法事を営み大切とされる、一周忌と、三回忌の追善供養を行うとともに、報恩のまごころをもってのお盆供養を懇ろに行えば、故人もその功徳によって悪趣(苦しみの世界)を離れて人天に生まれ、勝れた楽(安楽)を受けられるとともに、遺族も同様の功徳と勝楽を受けることができると説かれています。

    初盆特別大施餓鬼法要の様子

    初盆特別供養(永代供養)のお申し込みは終了いたしました

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    六道珍皇寺
    京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
    e-mail:rokudoumairi@gmail.com
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