精霊迎え 六道まいり

魂まつりここが願ひのみやこなり 服部嵐雪
  • お盆行事の無事円成にかかるご縁者各位への御礼
    大椿山 六道珍皇寺
    住職 坂井田良宏
    本年の当山お精霊迎え“六道まいり”は、皆様ご周知のとおりコロナ禍のなか「制限開催」とともに「オンラインによる代参供養」という形で執り行わさせていただき、炎暑のなか初盆をお迎えの大勢の皆々様のご参詣とオンラインによる多数のご供養申し込みを持って滞りなく無事円成の運びとなりました。
    これひとえに祖先崇拝と報恩供養の念篤きご信者各位のお陰であり、600年の歴史の歩みを止めることなく17日の大施餓鬼法会ならびにお盆に招霊した三界萬霊の精霊送りの追善大法要をもってすべてのお盆行事の幕を閉じさせて頂くこととなりましたこと誠に感謝に堪えません。
    本年のお盆行事は申すまでもなく感染症防止の観点よりの苦渋の決断としての初めての試みであり、様々なご指摘、ご批判も頂戴いたしましたが、「伝統行事を守る」という心念によるコロナ新時代への挑戦の第一歩として寛大なご理解を賜りますれば幸甚に存ずる次第であります。
    まだまだ残暑厳しき折柄、コロナ感染症と熱中症予防への気配りはくれぐれも怠りなく、この夏を無事に乗り切られんこと願ってやみません。
    合掌

    『オンライン導入による精霊迎え代参の流れ』につき、例年の「六道まいり」の参詣順路にしたがい、以下ご説明申し上げます。

    お盆について詳しくはこちら
    ◆高野槙につきまして

    例年参道でお求めになられる高野槙でありますが、本年は、「六道まいり」行事が開催中止(初盆のお方様以外の参詣は取り止め)となった関係で出店はされません。
     ただし、本年に限りオンラインにより申し込みを受けつけ、各ご自宅までお届けさせていただくこととなりました。

    寺僧が、お盆月の8月4日にお迎え鐘前で高野槙を供へ置き、読経しながらお迎え鐘を鳴らし、精霊(ご先祖さま)が憑依(ひょうい)(のりうつる)された神聖なる高野槙をお盆のはじまる8月13日までにご自宅までお届けするこことなります。

    令和2年8月4日に高野槙、水塔婆の供養を致しました。これより高野槙を皆様の元へお届けする準備を順次致します。

    • ※六道会加盟の花商組合より当寺が受注のみ行い、発送は「六道会加盟店」がおこなます。
    ◆お迎えなされる精霊(ご先祖さま)の水塔婆供養につきまして

    お迎えなされる精霊の戒名(法名)・俗名(若しくは、〇〇家先祖代々之霊)をお申し込みにしたがい当寺の水塔婆に寺僧らにより浄書させていただくわけですが、これもオンラインによりお申し込みをいただくこととなります。

    • ※このたびお迎えなされるお精霊(しょらい)さま(ご先祖さま)の法名(戒名)あるいは俗名若しくは○○家先祖代々之霊とお書きいただくこととなりますが、法名(戒名)の場合間違いのないよう一字一句過去帳やお位牌より正確にお書き写し願います。
    • ※7月10日までのお申し込みの御方様は供養日が8月7日となります。
    • ※7月11日から20日までにお申し込みの御方様は供養日が8月8日となります。
    • ※7月21日以降にお申し込みの御方様は供養日が8月9日となります。
    代参とは

    施主さまに代わり、例年のお盆行事「精霊迎え“六道まいり”」の期間中(8月7日~10日の4日間)寺僧がまず経を唱え「お迎え鐘」を鳴らし、お精霊(しょらい)さんをこの世にお迎えし、水塔婆を線香で浄め、さらに地蔵堂前の賽の河原と称する場所で水塔婆に浄水を手向け供養をいたし、お精霊さんが無事に懐かしいわが家に着かれますようお祈りをさせていただくことをいいます。
    ◆初盆(新仏さま)をお迎えのお家のお盆特別供養(永代供養)につきまして

    本年に初盆をお迎えのお方さまは、上記の水塔婆供養とは別に、特別供養(永代供養)のお申し込みをお受けいたしており、お申し込みいただきますと、この盆月の8月17日の大施餓鬼法要において、特別にご回向申し上げると共に、翌年のお盆までには、永代供養霊として、掛物に新仏さまの法名(戒名)を毛筆にて浄書させていただき、年忌法要毎に「六道まいり」の期間中本堂前に軸装されたその掛軸を吊るし新仏さまが速やかに良き果報を得られ成仏なされますようご供養させていただくこととなります。

    初盆特別大施餓鬼法要の様子

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